この記事では、ブログを書く際に大事になってくる「キーワード」について分かりやすくお伝えします。
「ブログを書こう!でも、キーワードって何?」「どうやって選んだらいいの?」
ブログ初心者で、そんなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
本記事では、大きく以下の3つについて解説します。
この記事を読むことで、ブログを書く際の「キーワード」について理解し
実際にキーワードの選定まで出来るようになっているはずです。
ブログのキーワードとは?
分からないことや知りたいことがある時、皆さんはどうしますか?
例えば、どんなパソコンを買うか迷っている時。すぐスマホで「パソコン おすすめ」とか検索しますよね。
その時に検索窓に入力した、「パソコン」「おすすめ」という言葉のことを「キーワード」と呼びます。
「なんだ、そんなこと」と思われたかもしれません(笑)
しかし、ブログを見てくれる人を増やすためには、この「キーワード」がかなり重要になってくるのです。
キーワードボリュームの種類
「ブログでもっと多くの人にきてほしい!」と思った時に欠かせないのが、検索ボリュームの見極めです。
検索ボリュームとは、そのキーワードがどのくらい検索されているか。つまり、その情報のニーズの大きさを表しています。
検索ボリュームには、大きく4つの種類があります。
- ビッグキーワード
- ミドルキーワード
- スモールキーワード
- ロングテールキーワード
一つずつ解説していきます。
- ビッグキーワードは、月間検索ボリュームが1万回以上と大きな需要があるキーワードです。需要がある分、多くの記事が作られており、競争率がかなり高いのも事実。
- ミドルキーワードは、月間検索ボリュームが約1,000〜1万回と一定の需要があるキーワードです。キーワード次第では個人ブログも上位表示できる可能性があります。
- スモールキーワードは、月間検索ボリュームが1,000回未満のニッチなキーワードです。競合性が低く初心者でも上位表示が狙えるのがメリット。検索数は少ないもののコンバージョン(アフィリエイトの成果など)につながりやすいため、良いキーワードが見つけられれば収益化も可能です。
- ロングテールキーワードは、スモールキーワード同様に検索ボリュームは少ないものの、競合性が低いのが特徴。ニーズが具体的で検索意図が把握しやすいため、コンバージョン率が高い傾向にあります。
初心者はロングテールキーワードを狙おう!
つまり、検索ボリュームが大きいキーワードは、競争率も高い!初心者は上位を狙いにくいということ。
初心者はまず、検索ボリュームが100~1,000前後の「ロングテールキーワード」からコツコツ攻めるのがベストです。
それでは、ロングテールキーワードはどのように探していけば良いのでしょうか。
実際にツールも使いながら、一緒に探してみましょう。
実際にツールを使ってみよう
まずは「メインキーワード」を決める
まずはメインキーワードを決めましょう。
メインキーワードは「1記事1キーワード」が大前提です。
検索意図が同じであれば、1記事に複数のキーワードを設定しても大丈夫です。
ここでは、例として「パソコン おすすめ」をメインキーワードとします。
複合キーワードを洗い出す
キーワードリサーチツール「ラッコキーワード」
複合キーワードとは、メインキーワードと組み合わせて、2語以上で構成される検索キーワードのことです。
「パソコン おすすめ 初心者」「ノートパソコン おすすめ 高評価」など、
メインキーワードをより詳しく、より関連性の高い記事が表示されます。
一つ一つ検索窓に入力して、手作業で「どの検索キーワードがどれくらいニーズがあるのか」を調べていくのは至難の業です。そんな時に大活躍なのが、検索ツール!
検索ツールは様々ありますが、ここでは無料で複合キーワードが調べられる「ラッコキーワード」をご紹介します。
まず、メインキーワードを決めたら、「ラッコキーワード」を開いてみましょう。
上図にあるように、
①トップページにある検索窓に「メインキーワード」を入れて、
②検索ボタンを押してみましょう。
すると!
このように、複合キーワードが全て表示されます。
画面右上にある「全キーワードコピー(重複除去)」もしくは「CSVダウンロード」をしておきましょう。
これで、複合キーワードをコピーもしくはダウンロードした状態になっています。
次に、ここで調べた複合キーワードが「どれくらいのニーズがあるのか」という検索ボリュームを調べます。
いよいよ、ロングテールキーワードが見つかる段階ですね!
ラッコキーワードでも調べられるのですが、有料(440円/円〜)なのがネック…
なので!今回は、検索ボリューム調査が簡単にできる
「Googleキーワードプランナー」というツールをご紹介しますね。
検索ボリュームを調査
Googleキーワードプランナー
「Googleキーワードプランナー」とは、Google広告運用ツール機能のひとつで、キーワードの月間検索ボリュームが調べられます。
Googleの公式ツールなので数値の信頼性はあるものの、無料版では「100〜1,000」のように大まかな数値しか分かりません。初心者のうちはこのツールで、「ロングテールキーワードってこの辺りか〜」とイメージしてもらうだけで充分◎です。
では、実際に調査してみましょう!
まずは、「Googleキーワードプランナー」を開いてみてください。
右上の「ログイン」マークから、ご自分のGoogleアカウントでログインします。
【補足】もしGoogleアカウントを持っていない場合、この機会にアカウントを作ることをおすすめします。
「アカウント作るのはちょっと…」と抵抗がある方は、他にも「aramakijake」「Ubersuggest」などの検索ツールもあるので、試してみてくださいね。
ログインした最初のトップページは、このようになっています。
右側の、「検索のボリュームと予測のデータを確認する」を押してみましょう。
すると、このような画面が出てきます。
「検索のボリュームと予測のデータを確認する」の部分に、
先ほどラッコキーワードでコピーしたデータを貼り付けてみましょう。
貼り付けたら、「開始する」ボタンをクリック。検索が開始されます。
すると、上図のような表が出てきます。
見るべきポイントは、「月間平均検索ボリューム」というところです。
これで、全ての複合キーワードに対する検索ボリュームが明らかになりました。
最後に、どれが狙うべきロングテールキーワードかを見ていきましょう。
お分かりでしょうか。
上図の中で、「パソコン おすすめ 大学生 安い」「パソコン おすすめ 大学生 理系」などは検索ボリュームが10〜100のスモールキーワード。
一方で、「パソコン おすすめ 安い」は1000〜1万とビッグキーワードであることが分かります。
先述の通り、初心者が狙うべきはロングテールキーワード!
つまり、ここでは「パソコン おすすめ 大学生」が当てはまりますね。
もちろん、自分が誰に、どんな記事を届けたいのかで内容は変わってきますので、
検索意図を踏まえた上でロングテールキーワードを選んでいきましょう。
実際に書いてみよう
今回は、ブログ初心者の方に向けて、キーワードとは何か?そして、実際にツールを用いた選定方法についてもご紹介しました。
いかがだったでしょうか。
キーワードの選定ができたら、次は実際にそのキーワードを踏まえて記事を書いていく段階になります。
最初は慣れないことも多いですが、書けば書くほどコツを掴んでいきますので、焦らずにいきましょう。
当社では、ブログの立ち上げ支援やホームページ制作も請け負っています。
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