ランサーズで副業をはじめたい、クライアントとして仕事を依頼したいと考えている方は多いのではないでしょうか。
本記事ではランサーズを初めて使う方にわかりやすく解説します。
ランサーズとは
ランサーズとは日本最大級のクラウドソーシングサービスです。クラウドソーシングとは企業がインターネット上で不特定多数の方に、業務を発注する業務形態のことです。仕事を受けたいフリーランスと、仕事を依頼したいクライアントをマッチングするサービスです。
ランサーズの会員登録
ランサーズの会員登録は無料で、登録は約5分で完了します。ランサーズの会員登録ページから登録方法を選びましょう。
登録方法はメールアドレスで会員登録を行う方法と、Google、Yahoo!JAPAN ID、Facebook、AppleIDの外部アカウントでの登録が可能なため、簡単に登録ができます。
ここではメールアドレスでの会員登録方法をお伝えします。
- ランサーズの会員登録ページを開きます
- メールアドレスを入力し「無料で会員登録する」を選択します
- 登録したメーラーに認証メールが届くので48時間以内に「メールアドレス認証を完了する」を選択します
- ログインの際に必要な、自分のIDとなる「ユーザー名」「パスワード」を登録し「次へ」を選択します。「ユーザー名」は、登録後に変更ができません。登録するペンネームを考えてから関連するユーザ名にするのがおすすめです
- プロフィール(詳細情報)を入力し「次へ」を選択すると登録完了です ※は必須項目
ランサーへ仕事を依頼する方式
ランサーズでは、フリーランスのことを「ランサー」(受注者)と呼んでいます。
ランサーズで仕事を依頼するには以下の4つの方式ががあります。ここではよく使われる3つの方式について説明します。
プロジェクト方式
プロジェクト方式は、仕事の依頼を公開して、複数のランサーから見積りをもらい、その中から条件にあったランサーを決めることができる方式です。ランサーの評価、スキル、実績などを参考に検討ができます。
タスク方式
タスク方式は、一つの依頼に対し複数のランサーが仕事を同時に行います。比較的簡単な内容(アンケート、レビューなど)の依頼に適している方式です。初心者の方にはこの方式をおすすめします。
コンペ方式
コンペ方式とは、仕事の依頼を公開し、複数いるランサーの提案の中から気に入ったもを決め、報酬を支払い対価として提案を買い取ります。ホームページのデザインやロゴ、名刺、ポスターデザインなどの作品重視の仕事によく使う方式です。
ランサーズを利用するメリット
ランサー(受注者)
- 案件を獲得しやすくなるランク制度
ランサーズには、案件を獲得しやすくなるランク制度があります。レギュラー、ブロンズ、シルバー、認定ランサーとランサーズが決めた基準(プロフィールの内容、実績)を満たせばランクが上がっていきます。このランクが高ければたかいほど、信用できるランサーと認定され、仕事の受注が増えます。受注案件を増やすには認定ランサーを目指しましょう。 - オンラインで完結
オンラインですべて完結できるので、時間や場所を気にせず働くことができます。 - 案件数が多い
クラウドソーシングの中でも案件数が多いのでさまざまな仕事を選ぶことができます。 - 初心者でも可能な案件が多い
案件の中には実務経験がなくても提出できるポートフォリオ(作品集)があれば可能な案件もあります。 - 福利厚生を受けることができる
フリーランストータルサポートで受けられる3つのサポート「税務のサポート」「福利厚生による生活支援」「スキルアップ教育」を条件を満たせば福利厚生を受けることができます。
条件:ランサーズで過去3か月連続で 5,000 円以上の報酬を獲得されている方が対象 - 仮払い制度で報酬不払いの心配がない
作業が完了した段階で仮払い制度(ランサーズからランサーに振込む)という仕組みを採用しているため、成果物を納品してもお金が支払れないなど、トラブルを未然に回避しているので安心して取引ができます。 - 適正価格の取引推進・AIによる案件パトロール
ランサーズ・パッケージ の最低出品価格が1万円未満から1万円に引上げたことにより、価格競争がなくなり適正価格にに近付きました。またAIによる案件パトロール、案件価格の判定(内容に対して単価が妥当かを表示)を行っているので単価が安すぎるといったことが以前より少なくなったようです。
クライアント(発注者)
- 人材探しが楽になる
個人や企業が外部に仕事を依頼するには、費用や時間がかかります。ランサーズで依頼をすれば時間や手間が省けます。 - 支払いはランサーズが仲介
ランサーズが代金のやりとりを仲介、金銭によるトラブルが避けられます。 - セキュリティ状況を確認できる
ランサーズで仕事を依頼すると、ランサーのプロフィールにある「ランサーズチェック」からセキュリティ状況を確認できます。 - 希望に合ったランサーを選ぶことができる
複数のランサーのプロフィールやポートフォリオから選定できるので、希望に合った予算やスキルの中からランサーを選べます。
ランサーズを利用するデメリット
ランサー(受注者)
- 手数料が高い
プロジェクト方式、タスク方式、コンペ方式、時間報酬、月額報酬、パッケージのすべての方式一律、報酬額の16.5%(税込)の手数料が発生します。 - 初心者向けの案件は報酬が安価
クライアントの中には相場以下の金額を提示している案件もあります。 - 悪質なクライアントに注意
ランサーズの口コミを見ると、中には悪質なクライアントがいるようです。マルチ商法やビジネスの勧誘をするクライアントがいるので、十分注意しましょう。
クライアント(発注者)
- プロとは限らない
ランサーズは登録者すべてがプロではありません。自分の求めたクオリティで成果物が返ってくるとは限りません。ランサーの質がわからない場合は、比較的簡単な案件の発注から依頼するのがいいでしょう。 - ランサーを選ぶのが難しい
ランサーの能力を見極めることができず、希望している仕事をしてもらえない場合があります。 - 手数料が発生する
プロジェクト方式、タスク方式、コンペ方式、時間報酬、月額報酬、パッケージのすべての方式一律、契約金額の5.5%(税込)の手数料が発生します。
ホームページ制作依頼はランサーズか企業?
ランサーズに依頼する場合は以下に該当する方がおすすめです
- 個人事業主向けの小規模のサイトを作成したい
- シンプルなホームページデザインを作成したい
- コストを削減したい
企業に依頼する場合は以下に該当する方がおすすめです
- ポータルサイトやECサイトなど集客や売上を重要とするサイト構築を検討している
- 企業用のサイト(コーポレートサイト)を作りたい
- ブログ機能や、その他カスタム機能を追加したい
- サイト解析をしたい
- バックアップ機能やマルウェア対策などのセキュリティ対策をしたい
- 補助金や助成金を使ってサイトを作りたい
ホームページ制作をランサーに依頼するかホームページ制作会社に依頼するかは、求めているWebサイトの品質に関係します。ホームページ制作を依頼する場合は、クオリティの高さや、今後のサイトの運用も考えて、プロがいる制作会社に相談するのがおすすめです。
まとめ
本記事では、ランサーズの会員登録、仕事の依頼方式、メリット・デメリットについて解説しました。仕事を受注される方は案件が多くありますが、中には悪質なクライアントも紛れています。案件やクライアントの評価をよく確認することをおすすめします。クライアントはランサーの質がわからない場合は、比較的簡単な案件から依頼するのがいいでしょう。
ホームページ制作を依頼する場合、品質重視のWebサイトを求めるなら制作会社に依頼するのがおすすめです。
クオリティの高いデザイン制作やホームページ制作を検討中の方は、下記よりお気軽にお問合せ下さい!
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